
幅広い業界を渡り歩き、
すべての技術をモノにしたい。
大学で機械工学科に進学して、技術領域が多岐にわたることを知り、世界は私の知らない技術で溢れているんだとワクワクしたんです。将来を考えたときにも「一つの会社に縛られることなく様々な業界を渡り歩いて、多様な技術を自分のモノにしたい」と思って、マイナビEdgeを選びました。そこから、約20年。大手非鉄金属メーカーや自動車メーカー、エネルギー関連の企業など、本当に幅広い業界を経験させてもらいました。現在はかつて配属されていた非鉄金属メーカーに出戻り、既存製品を応用した新製品の開発を行っています。具体的には、視覚に障がいのある方が横断歩道をわたるサポートをするような製品をつくっています。カッコウの音などを鳴らす信号機が現在も設置されていますが、周囲の騒音対策で夜は使用することができません。新製品の詳しい仕組みはお伝えできませんが、そういったデメリットをクリアしつつ、様々な障がい特性を持つ方に対応できるような仕組みを考えています。すでに実証実験も行い、視覚に障がいを持つ方からいただいた意見をもとにブラッシュアップを重ねています。入社前の希望通り一つの業界に縛られることなく様々な業界を経験したいと思っていた事が現実となり、様々なモノや製品に携わってきましたが、この世の中には私の知らない技術で溢れていると改めて感じました。知らない技術を知り、知見を増やす事が仕事へのモチベーションへと繋がるので、この先も様々な技術をモノにできるように新たな事にチャレンジし続けていきたいと思っています。


モノづくりは、雰囲気づくり。
仕事において常に意識しているのは、周りの方の意見を積極的に取り入れること。そう考えるようになったきっかけは、かつての配属先の上司です。その方はご自身の考えを私に押し付けるようなことはなく、私が出す意見も全く否定せずに面白がってくれる。自然とコミュニケーションが活発になり、相乗効果のように、お互いにアイデアが湧いて解決策が見つかるのです。技術者は一人で頑張ろうとしてしまう人が多いように思います。私も以前はそうでしたが、一人だとどうしても視野が狭くなってしまうんですよね。それでは、もったいない。マイナビEdgeの配属先は日本のトップ企業ばかりで、そこにいらっしゃる方もとても優秀です。部署や年齢の違いなど気にせずに、いろんな方と話すことで、互いに新しい気づきを得ることができる。業務が忙しい中でも、意識して意見交換をするようにしています。「橋場さんがムードメーカーになってくれるから、部内の雰囲気が良くて助かるよ」。上司からのそんな言葉にも力をもらっています。


後輩にも、自分にも
刺激を与えていきたい。
自動車に搭載されるエンジンの老朽化試験や機構試験、光ファイバや電線ケーブルの生産工程における歩留まり向上や各種装置の改良、原子力プラント関係の耐震計算…。一つの企業でこんなにも多くの経験ができるのは、マイナビEdgeだからこそです。業界を超えて様々な企業を渡り歩き、各分野の第一線で活躍する技術者をはじめ本当に多くの方々から技術やエンジニアとしての姿勢を学んできました。これからは恩返しと言いますか、これまでに培ってきた技術や学びを後輩たちにも伝えていきたいと考えています。そのうえで、自分自身も後輩たちから刺激を受けて、新しいアイデアを生み出し、発想力を高めていきたい。将来的には様々な分野での経験や知見を評価され、「橋場に聞けばなんでもわかる」と言われるようなエンジニアになりたいと思っています。